The Genius in Every Child: Encouraging Character, Curiosity, and Creativity in Children

本の紹介です。子供の個性をのばす教育や親の姿勢が必要とよく言われます。Rick Ackerlyの本の一部を抜粋します。

 

Generalizing is a threat to education. Parents and teachers can get distracted as a child fails to measure up to the requirements of the environment. Beware of diagnosis. Labels, attributions, diagnoses, generalizations, and the whole idea of "normal" can be distractions and can be dangerous. "Normal" is the enemy of genius.

 

アメリカの幼稚園、小学校、中学校の校長を多数つとめ、ボーディングスクールの校長や、経営不信の学校の再生を請け負って立ち直らせたりする仕事を多数行って来たRick Ackerlyの本です。当社の英語科主任であるPeter Ackerlyのお父様です。この本は小学校や中学校の子供を持つ親向けに書かれたもので、子供の成長を親や教師がどのようにサポートしたら良いかが具体的に書かれています。

 

最近は、少子化であることもあるのか、親が子供の問題をすべて子供の代わりに解決しようと頑張りすぎてしまう傾向があるなかで、本当はどのように対応したらよかったのか、子供の成長や個性をのばす為にはどうあるべきか、と言ったことが具体的な経験や事例をもとに書かれており、非常に参考になります。また、学校の先生も子供への教育者としての接し方が学べます。

 

平易な英語で書かれており、3ページごとにひとつの話が終わることから非常に読みやすく、いつでもどこの箇所からでも何度でも読めるスタイルになっています。

 

英語の勉強と子育て、また教育者としての接し方を同時に学べるすばらしい本です。是非読んでみてください。アメリカのAmazon.comから購入することができます。

  

題名:The Genius in Every Child: Encouraging Character, Curiosity, and Creativity in Children

著者:Rick Ackerly