Education first

“Education First”と強く主張したのは、2012年に中学校からの帰り道で襲撃を受け、頭部と首に2発の銃弾を浴びながら奇跡的に死の淵から生還したMalala Yousafzaiでした。世界では女性差別、貧困から子供たちが教育を受けられない状況が多く見受けられます。この事件に先立ち、国連ではGlobal Education First Initiativeという国連事務総長のイニシアティブが推進されておりますので、一度、そのホームページを訪れてみては如何でしょうか。

 

ホームページの名称:

Global Education First Initiative The UN Secretary-General’s Global Initiative on Education  (http://www.globaleducationfirst.org/index.html)

 

Global Education First Initiativeは優先順位として

①Put every child in school、②Improve the quality of learning、③Foster global citizenshipをあげています。3番目のFoster Global Citizenshipにより、

"Education gives us a profound understanding that we are tied together as citizens of the global community, and that our challenges are interconnected."

 

また、世界の子供たちに教育を受けてもらう前提として、子供たちの貧困問題にも対処できれば理想的です。世界の子供たちを一般的にサポートするプログラムが様々な組織で提供されています。

 

世界の子供をサポートする社会貢献事業
① ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム(http://www.unicef.or.jp/cooperate/coop_monthly.html)
② Save the Children International (http://www.savethechildren.net/ )
③ カリタスジャパン (http://www.caritas.jp/)
④ アドラ・ジャパン (http://www.adrajpn.org/)
⑤ World Vision Japan (http://www.wvi.org/)
⑥ プラン・ジャパン (http://www.plan-japan.org/)

 

ところで先進国でも教育は今後も重要であり続けます。1750年頃から200年にわたり先進工業国とその他の国々との格差は広がり続け、1950年当時の世界経済の様相は経済史上類を見ない状況、つまり、先進工業国に住む7億5000万人あまりが貧困から開放され、残る40億人ほどが取り残された状況でした。社会科の教科書でもよく世界の南北問題として書かれていました。しかし、第二次大戦後、途上国の国々が成長を緩やかに始め、それが現在次第に広がり加速しています。すなわち、1750年頃からの200年にわたる急速な乖離の時代が終わり、収斂の時代の中心的時期にさしかかって来ています。現時点では外為法の緩和やIT技術の飛躍的発展によりお金と情報が国境を簡単に超えて行き来する状況となり、世界経済の収斂のペースが進展と後退を繰り返しつつも増しています。好むと好まざるとに関わらず、今までひとつの国で自己完結的に考えられてきた既存の社会システムが時代の流れに沿ったグローバルな視点の制度へと変更を迫られています。要素価格の均等化の為に先進諸国内で相対価格が低下し、コモディティー価格だけでなく賃金も先進国と発展途上国との間で収斂して平準化して行くことは避けられず、昔を懐かしんでも何の解決策も生まれません。むしろ、昔は発展途上国の犠牲の上に先進国に資本が蓄積されていたのであり、昔への逆戻りは地球全体的視点ではフェアではありません。今後、日本で暮らす子供たちは既存の社会制度や今までの就労システムに頼ることができない時代に突入しており、そのような変化の時代では、様々なことをしっかりと勉強し教育的基礎を固めた上で、他人の根拠薄弱な情報に左右されず自分の頭で考え、流れを見極める必要があります。理想論だけにならず短期的に日常生活を維持向上させながら長期的にどのような変化を迎えるのかを考え将来設計をして行かざるを得ない変化の時代、答えのない時代では、微視的視点と巨視的視点を調和させたバランス感覚を養う必要があり、先進国においても教育の重要性は甚大となっています。正に、Education First!

 

日本では少子高齢化時代を迎えますが、地球レベルでは発展途上国の人口増大と経済発展が進むことから、経済成長と地球全体の環境および資源保護との両立が重大な問題です。そこで環境教育の重要性は今まで以上に増大すると思われます。次のホームページは子供たちに様々な環境問題を考える機会を提供してくれるでしょう。

 

Project WILD (http://www.projectwild.org/)

 

プロジェクト・ワイルドとは、野生生物を題材とした環境教育プログラムで米国において長い時間をかけ、教育者・環境保全・自然保護に関わる人、野生生物管理者・企業や産業の代表者等多くの人の協力を得て開発されました。日本では、一般財団法人公園財団が運営しています。プロジェクト・ワイルドは、環境省、国土交通省等から環境教育推進法における人材認定等事業(環境の保全に関する「指導者を育成する事業」または「指導者を認定する事業」)として登録を受けています。

 

Project WET (http://projectwet.org/)

 

プロジェクトWETは、水や水資源に対する認識、知識、理解を深め責任感を促すことろ目的として開発された水に関する教育プログラムです。日本では、公益財団法人河川財団が米国本部との合意に基づき運営しています。

 

Project Learning Tree (http://www.plt.org/)

 

プロジェクト・ラーニングツリーは森を通して学生の環境への理解を進める教育プログラムで、日本事務局はERIC国際理解教育センターとなっています。

 

Project GENIUS (http://www.project-genius.jp/)

 

Project GENIUSは次世代を担う若者を英語を通じてグローバル人材に育てる事業で、日本において株式会社後楽園イングリッシュセンターが運営しています。